親鸞さまは、1173年年に京都で生まれました。
9歳の時に僧侶(お坊さん)になるため、比叡山(滋賀県にある山)のお寺に入りました。
そして、20年間も努力をしましたが、人として生まれた喜びや意味を見つけることができませんでした。
それで比叡山を降り、京都にいる法然さまと出遇い、念仏を申して生きる仏さまの道を学ばれました。
しかし、1207年、念仏を申すことが罪だとされ、親鸞さまは越後の国(新潟県上越市)に流罪になりました。4年後、流罪の身はとかれましたが、親鸞さまはすぐに京都には帰らず、たくさんの人々に念仏の教えを説かれました。
それから、親鸞さまは、1262年11月28日、90歳で亡くなられるまで、たくさんの人に仏さまの道を伝えられました。
そして、今ここにいる私たちにまで伝えられているのです。
「ほとけの子 -親鸞さまー」