生老病死の問いを様々な現場で考え、表現している方を講師に迎え、「老病死」を抱える身として生まれた私たちの存在とはどういうものなのか、そのことをともに考える「しんらん交流館公開講演会」
●講 題 風景も、人と街と自然が織りなす物語
「風景も、人と街と自然が織りなす物語」を講題として、梅林秀行さん(京都高低差崖会崖長)をお迎えし、約39名の聴講がありました。
「都市の反対は村。京都は昔から農民じゃない人が集まってきたところである。〝京都人はよその人″を受け入れないという話がいくつもあるが本当でしょうか?本当は他者が多いところなので、他者を受けれてきたところではないでしょうか。」との投げかけから講演が始まりました。
・京都は平らなイメージがあるが実はそうではないこと・・・御土居
・ブラタモリにはじめて出演したときは、自分にとって大変な時期であったし、いいきっかけにもなった(はんなりじゃない京都をやろうという方針があったからこそ、京都〝らしさ″から逃れられた)
・明治10年に京都の市街地が南へ広がっていったこと
・城郭都市だった京都。近代の宿命として、空港・鉄道などのインフラを整備していくには空き地が必要である
・伝統は本当に昔からあるのか
●開催日時 2020年8月17日(月)18:00~19:30
●講 師 梅林 秀行さん(京都高低差崖会崖長)
●講 題 風景も、人と街と自然が織りなす物語