【宿題合宿って?】
〝宿題合宿〟と名打ってはいますが、実際には泊まりません。
夏休み・冬休みの宿題をたくさんやるという同じ目的を持つ子どもたちがお寺に集まり、集中して宿題を行う会です。スタッフによる学習のサポート、遊びの時間、おやつタイムなど宿題だけでなく楽しめる時間も設けています。 宿題は後回しにせず早めに片付けて、夏休みを満喫しましょう!
日 時:2023年7月28日(金)9時30分から
会 場:しんらん交流館1階すみれの間
参加者:子ども20名/スタッフ5名
ミッション1.同じチームのメンバーを知ろう!
今年の宿題合宿は、小学1年生から高校2年生までの20名もの子どもたちが参加してくれました。
A~Eまでの5チームに分け、まずは同じチームのメンバーを知ろうということで自己紹介。メンバーの名前をシートにメモします。
ミッション2.今日の目標を決めよう!
次に、45分間の学習タイムの中で、自分が取り組む課題を決め、どこまで進めるのか目標を設定します。それをチームメンバーに発表してから宿題にとりかかります。
学習タイム
集中して、自分の課題に取り組みました。わからないところはスタッフに聞いたり、チームメンバーで教え合ったりと協力して宿題を進めて行きました。
学習タイムが終わったら15分間の休憩に入りますが、休憩に入る前に学習タイムの振り返りを行います。
ふりかえり
目標のページまでできましたか?集中してがんばれましたか?
ほかの人に聞いたり、教えてあげたりできましたか?
わからないことやまちがえた問題を全て解決できましたか?
セルフチェックをして、チームメンバーに発表します。発表したらチームメンバーからおうえんコメントをもらいます。
遊びの時間
学習タイムが終わったら、みなさんお待ちかねの遊びの時間がありました!遊ぶ人は遊び、引き続き学習したい人は学習するという自由な時間です。
最後は、全員でご本尊に向かい合掌をして終了しました。これから長い夏休み、たくさん楽しんでください!、また来年もお待ちしております。
東本願寺とNPO法人寺子屋プロジェクトは、協力して「テラスクール東本願寺しんらん交流館教室」を開催しています。
子どもと大人の学び合いで21世紀を生きる力を育てる現代の寺子屋 Tera school
「なぜ、お寺なのか?」
お寺はかつて、地域コミュニティの中心と言える場所でした。その中には学びの場としての役割を持つところも多く、 江戸後期から明治初期にかけては、全国に1万ヶ所以上の寺子屋があったとされます。 現在、多くのお寺が、それぞれが持つ場と関係性を生かせる社会貢献活動のあり方を模索しています。 Tera school は、こうした社会資本としてのお寺に注目し、さまざまなステイクホルダーとともに学びの場づくりや開設支援を行うことで、新たな価値の共創を目指しています。 そして将来的には、江戸時代の寺子屋がそうだったように、お寺という場を越えてより良い学びの場を全国に広げていきたいと考えています。