金沢教区 心の相談室では年1回、僧侶・門徒に限らず、金沢別院に訪れていただきたいと願い、心の相談室公開講座を行っています。
金沢教区・金沢別院 心の相談室公開講座 影絵付朗読劇
「雪の女王」、「はるなつあきふゆ」
●日 時 2016年7月3日14時〜15時
●場 所 金沢東別院真宗会館1階ホール
●朗読:奈良井伸子さん、音楽:上野賢治さん、影絵 :鳥毛こずえさん
「雪の女王」
キレイな影絵がOHPを使ってスクリーンに投影され、大きな身体で繊細な音を奏でる上野さんのフルートと、七色の声色の奈良井さんにより上演されました。
雪の女王といえば、昨今はアナと雪の女王がディズニー映画で大ヒットしましたが、原作はアンデルセンですが、
「童話も民話も昔話も時代によって変わっていくところがあるけど、やっぱり特に子どもたちには原作を知ってもらいたい、アレンジしたものは後でもよいので。もとのすがたを知って欲しいです。」
と奈良井さんはおっしゃれました。
【奈良井伸子さん】
奈良井さんは2013年から福島などから被災地の子どもたちを招いて保養を兼ねた演劇合宿を石川県小松市のお寺 勝光寺さんでされています。
合宿では演劇や歌のレッスンはもちろんですが、海やプールで遊んだり、掃除や洗濯などの家事もします。もちろん演劇の発表会もします。
奈良井伸子さんblog
http://blog.goo.ne.jp/warabeutatoengeki
【金沢教区 心の相談室】
「公開講座の内容は、そのときどきのご縁で行っています。もう20年近く心の相談室を行ってきたけど、一般の方がいかにお寺の塀の中に入っていくのが難しいかを感じました。入ってもよかったんですね、相談してもよかったんですねとおっしゃられる方もいらっしゃいます。」
「”相談室”を設けて、当時、お寺を開いていきたい、活動をとおして宗門外の方々との接点、ネットワークを作りたいということがあった。お寺で”発信していく”ためには、きちんと”受信”することが大事だと思う。」
「私たちもこのように”相談室”という看板”を設けることによって、相談を受けたときにどう聞いていくのか、どのような準備が必要かなど、お坊さんとしての心構えをあらためて考えさせられたということは大きいことだったと思う。」
「お寺はアダプターでいいんだ、相談された全部を解決できっこない。相談された方に専門家が必要であれば、専門家に引き継いでいく。専門家である方からも僧侶が必要な場合がある。お互い補い合える関係になれればいい。」
法要や葬儀、法事でお寺が関わるのは当然だけど、「音楽やったり演劇やったり、リラックスしてくつろいだり、笑い泣く場所にお寺がなれたらよい。」
と担当される德法寺住職の杉谷淨さんはおっしゃられました。
≪サンガ茶話会≫
金沢東別院真宗会館1階の囲炉裏で
≪心の相談室≫
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