「同朋大会のつどい」
~寄り合い・談合の場の恢復(かいふく)を願って~を開催!
5月13日(土)に開催される教区同朋大会に向けて、2017年2月27日(月)に「同朋大会のつどい」と題してワークショップが行われ37名が参加いたしました。
今回行われたワークショップでは、トニー・ブザン氏が発案した「マインドマップ®」という思考法を用いました。マインドマップ®は、私たちが通常、頭の中で考えていることを目に見えるようにし、記憶・整理(理解)・発想が豊かになります。
用意するものは、紙とカラーペンだけ。まずは、ウォーミングアップとして自己紹介をマインドマップ®でつくります。A3の紙の中心に自分を象徴するものを描き、そこからタコ足のようにブランチ(枝)を描きます。それに「得意」「夢」などの項目を書き、その大項目からまたブランチを足して細分化していき、自分自身を目に見えるように表現してみました。
ウォーミングアップはここまで、次が本番です。「お寺について」のマインドマップ®をつくります。模造紙の真ん中にお寺を描き、「現実のお寺」と「理想のお寺」のブランチを描きます。そして、さらにブランチを足して細分化していきます。そこらから「見えてきたこと」や「新たな発見」をグループで話し合いました。
「お寺について」のマインドマップ®まとめ
〇今回はお寺を主題にしました。所属寺が違う方々が集まり様々な意見が飛び交いました。各お寺のご門徒や関係する方々と色んなテーマについて膝突き合わせて語り合ったり、課題の解決方法を導きだす手法として活用してみてください。
〇自分とは普段関係のない寺族や門徒と話し合う場はなかなかありません。同朋大会に向けて門徒と寺族がとことん話し合い、ワークショップをとおして、今まであたり前にしてきた寺・門徒の関係が、あたり前でなくなってきた今、それぞれの立場で何ができるのかを共に考えていく必要があります。
今回の「同朋大会のつどい」でのワークショップを通して、当たり前にしてきた関係の再構築を考えていただき、どうすれば再構築できるかを考える手法を身につけました。ゆくゆくは1ヵ寺1ヵ寺で話し合いができるといいなと、参加者と共有しました。
参加者の声
<第4組坊守さん達>
今日はマインドマップをどのようにしていくのかと不安でしたが、スライドで説明してくれたので、分かりやすくてよかったです。
只、普段は沢山の思いや意見がありますが、いざ書こうとすると手が進まないところもありました。
Q:次も参加してみようと思われましたか? A:はい。また来ます!
<福井別院 武田さん>
頭の隅々まで神経がピリピリッと走り、なんか若返った気がいたします。(^^)
<第1組のご住職 嵯峨さん>
楽しくもあり、物足りないところもあり・・・・。
もうちょっと踏み込んだところまで話し合いたかったので、あと30分ぐらい時間があったほうがよかったかなと。
やっていると楽しくなってくるし、見えなかったところが見えてきたり、だんだんと率直な話しもでてくるので、ワークショップの時間がもっとあってもよかったし、もう少し話し合いたいこところで終わってしまったかな。次回も楽しみにしています。
日 程
開催日時 2017年2月27日(月)午後2時~午後4時
会 場 福井別院 講堂
参 加 者 37名(門徒・住職・坊守・寺族)
テ ー マ 同朋大会のつどい
~寄り合い・談合の場の恢復(かいふく)を願って~