「ジャーナリストであるまえに、ひとりの人間として」 

目の前で起こっている悲劇にフォトジャーナリストしてではなく、ひとりの人間として何ができるか。もちろんそれはフォトジャーナリストは無力であると言っていわけではありません。伝えるということは非常に重要な仕事だと思います。しかし、目の前で人が溺れていたら、それを写真に収める前にカメラを置いてでもその人を助けなければいけないというのが、彼の信条なのだそうです。
「広河隆一・人間の戦場」より
「生・老・病・死」の問いを現場で考え、表現している様々な分野の方を講師に迎え、現代のすがたをみつめる「しんらん交流館 公開講演会」。3月は、フォトジャーナリスト 広河隆一さんをお迎えします!ぜひ、お越しください!

●開催日時 2018年3月22日(木)18:00~19:30

●講   師 広河 隆一さん(フォトジャーナリスト)

●講   題 『福島とチェルノブイリ』-写真が教える私たちの課題

●聴 講 料 500円

※1階京都ホテルオークラ・オリゾンテのソフトドリンク 1杯無料券付です。講演の始まる前に、美味しいコーヒー・紅茶をどうぞ(当日から4月末日まで有効です)

●そ の 他 事前申込み不要です。公共交通機関をご利用ください。

IMG_0213【プロフィール】

広河隆一(ひろかわ・りゅういち)

フォトジャーナリスト 、月刊誌「DAYS JAPAN」発行人、DAYS被災児童支援募金代表、認定NPO法人「沖縄・球美の里」名誉理事長 、チェルノブイリ子ども基金設立代表、パレスチナの子どもの里親運動設立代表・現顧問

1943年中国・天津市に生まれる。3歳のときに日本に引き揚げる。67年、早稲田大学を卒業後イスラエルに渡る。帰国後フォトジャーナリストとしてレバノンなど中東諸国を何度も取材し、レバノン戦争とパレスチナ・キャンプ虐殺事件の記録で82年によみうり写真大賞、83年にIOJ国際報道写真コンテストの大賞・金賞を受賞。チェルノブイリの被災地、ウラルの核惨事現場などは、世界に先駆けて報道。講談社版の「DAYS JAPAN」の核被害報告で89年講談社出版文化賞を受賞。90年、湾岸戦争の取材を開始。その後もパレスチナ問題、チェルノブイリ問題を追い、9・11事件の後はアフガニスタン戦争、イラク戦争を取材。2004年に講談社時代の昔の仲間と報道写真月刊誌「DAYS JAPAN」を再刊し、編集長を務める。3・11後は震災翌日から福島県に入り、取材を開始。同時にDAYS放射能測定器支援募金、DAYS被災児童支援募金をたち上げる。12年に福島の子どもの保養施設として沖縄県久米島に認定NPO法人「沖縄・球美の里」設立。14年に「DAYS JAPAN」編集長を退任、発行人兼フォトジャーナリストになり現在も取材活動、救援活動を続ける。

著書に「新版パレスチナ」(岩波新書)、「福島 原発と人びと」(小学館)、「チェルノブイリ消えた458の村」「写真記録パレスチナ」(以上日本図書センター)、「暴走する原発—チェルノブイリから福島へ」(小学館)、「新・人間の戦場」「帰還の坑道」(以上DAYS JAPAN)など多数。ドキュメンタリー映画「広河隆一・人間の戦場」が2015年12月全国公開。

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【メッセージ】

福島の原発事故から7年が経ちました。オリンピックムードに隠 れて、事故のことを忘れる動きが強くなっています。

でも、あの事故は、まだ終わっていません。そして私たちは次の事故に対してどう備えるべきかを考えるべきだと思うのです。日本では毎日のように地震が多発し、近く巨大地震が襲うというニュースが出ているのですから。

その為にも今、チェルノブイリと福島の原発事故から、何を教訓 として学ぶべきか考える必要があると思うのです。

広河隆一チラシ

●2018年4月12日(木)18:00~20:00 浜 矩子【経済学者】 

講題「グローバル経済のとおりゃんせ~帰りが怖い低温経済~」

●2018年5月23日(水)18:00~19:30 遠藤六朗【びわこ学園大学教員】 

『この子らを世の光に』

戦後の混乱期…社会福祉がまだ人々の関心事でなかった時代から、常に利用者の立場に身を置いて「実践し、未熟だった日本の福祉制度に息吹を吹き込んだ、糸賀一雄さんについての講演。

●2018年6月21日(木)18:00~19:30 児玉真美【フリーライター】

重い障がいを持つ子どもを育てる中で、「アシュリー事件」を知り、大きな衝撃を受ける。

相模原障がい者殺傷事件からもうすぐ2年。いのち(尊厳死・安楽死・延命治療等)について学える。