「子どもと大人のためのプログラミングワークショップ」

 

「親子で体験!電子工作&機械学習入門ワークショップ」

日時:12月18日(土)14時〜16時30分
会場:しんらん交流館 2階大谷ホール 対面形式での開催
主催:NPO法人寺子屋プロジェクト(Tera school)
対象:小学1年生〜中学3年生と保護者の方

【タイムスケジュール】

14:00~14:10 始まりのあいさつ、趣旨説明

14:10~15:00 ①電子工作体験 ②機械学習体験

15:00~15:10 休憩

15:10~16:00 ①機械学習体験 ②電子工作体験

16:00~16:10 まとめのお話、終わりのあいさつ

16:10~16:20 アンケート記入

16:30     終了

 今回のワークショップは、親子8組の計16名が参加されました!

 

【電子工作入門】

使用機器:「micro:bit」(マイクロビット)

  「micro:bit」 とは、イギリスのBBCが主体となって作った教育向けのマイコンボードである。英国では11歳~12歳の子供全員に無償配布されており、授業の中で活用が進んでいる。ユーザーが動作をプログラミングできる25個のLEDと2個のボタンスイッチのほか、加速度センサーと磁力センサー、無線通信機能(BLE)を搭載している。USBケーブルでPCと接続し、プログラムをドラッグアンドドロップで書き込むことが可能。

 この 「micro:bit」 を使用して、電子工作入門ということで初歩的な内容の工作を体験しました。

 最初にプログラムを組んでコードを繋げ、盤に光を流します。そうすると、組んだプログラム通りの光が盤に流れます。

 その応用でプログラムを組立て、最終的には車を動かしたりすることなどができるようになります。科学の力ってすごい!途中わからないことや困った時も、スタッフの方たちがサポートしてくださるので安心です!

 

【機械学習入門】

使用機器:「Teachable Machine」(ティーチャブルマシン)

  「Teachable Machine」はGoogleが無償で提供しているツールで、画像/音声認識モデルを作ることができます。例えば、ペンと消しゴムをそれぞれ認識することができる機能だったり、音声「こんにちは」「バイバイ」を認識することができる機能を簡単に作ることができます。(音声認識は周囲の音が入ってしまうとうまく機能しなくなるため、今回は画像認識モデルのみでした)

 まず初めに、「じゃんけん」のグー、チョキ、パーをそれぞれ認識できるようになるかやってみました!

 ツール機能のPCカメラでグー、チョキ、パー、それぞれの写真を20枚ずつ程撮影します。写真はクリックするだけで連続で撮影可能なのですぐできます。

 次に撮った写真にタイトルを付けます。グーの写真ならグーなど、どういう状態を表しているのかを認識させます。

 それぞれの写真が撮影できたら、カメラに向かってグーチョキパーのいずれかを映してみます。すると…

カメラの前で「グー」を映した場合

 このようにグーを映したら、グラフのグーのところが100%となっています。つまり、マシンがグーだと認識しているということになります。続いてグーからチョキに変えると、マシンがチョキを認識してチョキが100%になります。とても面白い機能ですね!

どっちが認識されているのかな?

 グーチョキパーがうまく認識されたら、お次は自分で考えたポーズが認識されるか、やってみましょう!

 そして最後は発表。みんなでどんなポーズを認識させたのか、共有しました!個性的なポーズや、それぞれの視点から発想がたくさんあって、とても面白かったです!

 

 東本願寺とNPO法人寺子屋プロジェクトは、協力して「テラスクール東本願寺しんらん交流館教室」を開催しています。

詳しくはこちらまで!!

子どもと大人の学び合いで21世紀を生きる力を育てる現代の寺子屋 Tera school

https://teraschool.org/about/

「なぜ、お寺なのか?」

 お寺はかつて、地域コミュニティの中心と言える場所でした。その中には学びの場としての役割を持つところも多く、 江戸後期から明治初期にかけては、全国に1万ヶ所以上の寺子屋があったとされます。 現在、多くのお寺が、それぞれが持つ場と関係性を生かせる社会貢献活動のあり方を模索しています。 Tera school は、こうした社会資本としてのお寺に注目し、さまざまなステイクホルダーとともに学びの場づくりや開設支援を行うことで、新たな価値の共創を目指しています。 そして将来的には、江戸時代の寺子屋がそうだったように、寺という場を越えてより良い学びの場を全国に広げていきたいと考えています。