真宗大谷派(東本願寺)では、宗祖親鸞聖人御誕生八百五十年・立教開宗八百年慶讃事業の5つの重点教化施策の一つとして、「真宗の仏事の回復」を進めています。これは朝夕のお勤めや報恩講をはじめ、通夜・葬儀・法事などのあらゆる仏事が、御本尊を中心とした仏法聴聞の場として回復していくための取り組みです。ここでは各教区の動きを紹介します。




新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大が続いております。すでに、仏法聴聞の場である法事や月参りをやむなく延期・縮小・中止していることもあると聞いています。


そこで、少しでも仏法聴聞の一助となればと考え、真宗大谷派高岡教区は『よんでみらーれ特別版』を発行いたしました。


これまでに発行した『よんでみらーれ特別版』(A4の表裏)

「よんでみらーれ」というのは、富山弁に「~しられ」という言い方がありまして、「読んでください」「読んでみて」というような意味になります。


「特別版」と言っておりますのは、この『よんでみらーれ』は元々2002年から2013年まで発行されておりました。当時は、「真宗門徒は、本来、祖父母や父母がお内仏にお参りする後ろ姿に触れ、そこに大切なものがあると肌で感じ、お念仏の教えを受け継いできましたが、核家族化の進行や宗教離れ、新興宗教の台頭などにより、その根底が揺らいでいます。この事態を憂慮し、少しでも真宗門徒が抱いている疑問に応え、先達の仏法広まれとの願いに応えるべく、教化の一助になれば」と発行しておりました。その後、長らく休刊しておりました。


よんでみらーれ(2002年から2013年まで)

今回、新型コロナウイルス感染症感染拡大を受けて、高岡教区教化委員会の教化本部(常任委員会)で話し合いを行いました。研修会は中止にせざるを得ない、門徒さんと顔を合わせる機会が減った、などとドンドン皆の顔が下向きになっていきます。
そんな時に『よんでみらーれ』の編集に関わっていた委員が言ったのです。


「『よんでみらーれ』をもう一度やろう!」


その言葉で皆の顔が上向きになりました。「よんでみらーれ特別版」を発行することを決めました。
各寺院において月参りを断られるという事態が起こっていたことは把握しておりましたので、それでも郵便受けに入れるくらいなら許されるだろうと、各寺院に依頼をしました。


「同朋新聞をお渡ししている数と同数の「よんでみらーれ特別版」をお送りしますので、月参りの際に門徒方にお渡しいただく、あるいは門徒方の郵便受けに入れるなど、配布のご協力をお願いします。」


『よんでみらーれ特別版』を始めて、1年近くが経ちますが、「次の号はいつ出るんだ」「門徒さんが楽しみに待っている」という言葉をチラホラと聞けています。


これまで発行した『よんでみらーれ』『よんでみらーれ特別版』ともに高岡教務所(0766-22-0464)にありますので、気軽にお問い合わせください。

(高岡教務所)