生老病死の問いを様々な現場で考え、表現している方を講師に迎え、「老病死」を抱える身として生まれた私たちの存在とはどういうものなのか、そのことをともに考える「しんらん交流館公開講演会」


【講演会】

●開催日時:2022年10月19日(水)18時から19時30分

●講  師:鷺 珠江(さぎ たまえ)さん(河井寬次郎記念館学芸員)

●講  題:「祈らない祈り、仕事は祈り~祖父・陶工河井寬次郎のこと~」

●聴 講 料:500円

●そ の 他:事前申し込みは不要です。公共交通機関をご利用ください。

※新型コロナウイルス感染症の拡大状況により、日程の変更が生じる場合がございます。ご了承ください。


【プロフィール】

1957年(昭和32)年京都府生まれ。河井寬次郎の一人娘・須也子の三女として生まれる。同志社大学文学部卒業後、河井寬次郎記念館学芸員として勤務。祖父・寬次郎にまつわる展覧会の企画、監修や出版、講演会、資料保存などにも携わる。


【講演にあたって】

民藝運動は、河井寬次郎と柳宗悦、濱田庄司により提唱された、日用品の中に美しさを見出す運動です。そして、運動は棟方志功の疎開先である南砺の地で、真宗の僧侶や門徒とふれあうことにより、さらに発展をみせました。

このたびの講演では、開催中のしんらん交流館ギャラリー展「柳宗悦がであった土徳~人と自然がはぐくんだ越中富山の美~」の一環として、民藝運動の始まりと現在まで引き継がれるものについてお話しいただきます。


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