毎年7月に井波別院瑞泉寺では、聖徳太子の御絵伝の絵解きが行われ、聖徳太子二歳像が公開されます。

聖徳太子は親鸞聖人が「和国の教主」として敬われましたが、また、大工道具の曲尺を日本に取り入れたともいわれています。

そのため、各地で大工などの職人が中心となって聖徳太子の命日に太子講が行われました。

瑞泉寺に伝わる聖徳太子の御絵伝には、親鸞聖人の教えとともに、彫刻師や職人の願いが込められているのかもしれません。

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