しんらん交流館の開所式を記念して、演劇「阿闍世―逆害の果てに―」(演出・出演 九州大谷シアタープロジェクト)が披露され、「仏説観無量寿経」に説かれる物語「王舎城の悲劇」が表現豊かに演じられました。
■阿闍世 釈尊在世のころのマガダ国 王舎城、阿闍世王子の物語(約60分)
釈尊の従兄弟にして仏教教団をわがものにしようと企むダイバダッタは、アジャセに近づき、父王こそはアジャセの怨敵であるのだと告げる。
アジャセは、ダイバダッタの言葉に従い、父王を幽閉して殺し、さらには母イダイケをも殺そうとする。
ギバの諫言によって母親殺しは思いとどまったものの、アジャセは父王を獄死させた。
父王の死後、アジャセは罪の呵責から体全体に瘡を生じ苦悶する。自らなした罪の深さを悔い、堕地獄を恐れるアジャセに救いはあるのだろうか。
☆この作品は、主に仏典、涅槃経・観無量寿経を題材にしていますが、物語・人物等の構成は原点とは異なります。
~九州大谷シアタープロジェクト パンフレットより~
舞台は、本堂、講堂、園舎、ホール等、主催される側の都合に合わせて設定できます。少人数からの企画にも上演できます
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携帯電話 090-2284-4174 / メール ohgi@kyushuotani.ac.jp 大城(おおぎ)まで