研究員
【浄土真宗史】

御手洗 隆明
Mitarai Takaaki

【研究領域・関心】
初期真宗・災害と〈いのち〉

聖教も歴史書も、それぞれが成立した時代や当時の考え方を尊重することが大切。過去のことも現在のことも、実際に自分の目で確かめながら研究しています。災害社会と向きあいながら生きる手がかりは、浄土真宗の歴史の中にあるはずです。最近は〈いのち〉の問題にも関心あり。

【経歴】

大分県由布市庄内町生まれ。大谷大学大学院文学研究科修了。博士(文学)。日豊教区了念寺候補衆徒。真宗大谷派擬講。宗教者災害支援連絡会世話人。
2023年京都国立博物館特別展「親鸞」企画委員。

【最近のイチオシの一冊】
梯實圓『正信偈講座』
(本願寺出版社、2023年)
【所属学会】

日本宗教学会、日本印度学仏教学会、宗教倫理学会など。

【主な執筆】
著書

海外真宗史料研究会『キリシタンが見た真宗』(共著、東本願寺出版部、1998年)
東国真宗研究所『東国にいる親鸞―800年目の浄土真宗文化』(共著、自照社、2024年)

論文

「真宗史における善鸞伝私考」(『中世文化と浄土真宗』、思文閣出版、2012年)
「聖徳太子和讃とその背景」(『教化研究』第166号、2020年)など。

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