第18回 非戦・平和展 「兵戈無用(ひょうがむよう) 正義と正義の対立を超えて」
戦争中、「金属類回収令」に応じて、梵鐘等の仏具まで供出するなど、私たちの宗門は国家の要請に従い、戦争協力を行いました。さらに、宗門のいのちである教学さえも歪めてきた歴史があります。そのような過去の歴史と現在の私たちの在り方とが共通する点ではないでしょうか。展示をとおして非戦・平和への願いを確かめたいと思います。
第18回非戦平和展堅田小鐘供出1
展示資料をご紹介① 堅田国民学校で行われる供出梵鐘の供養(堅田小学校提供)
期間 3月29日(木)~5月8日(火)
時間 9時~16時
会場 参拝接待所ギャラリー1階
展示の概要
Ⅰ 梵鐘が消えた日‐金属類回収令‐
Ⅱ 聖人の仰せになきことを仰せとして‐真宗大谷派の戦争協力‐
◆展示の見どころ
Ⅰ 梵鐘が消えた日‐金属類回収令‐
第18回非戦平和展 仏真東 【石井田】883-15
展示資料をご紹介② 昭和17年、金属類回収令に応じて多くの寺院が梵鐘を供出した。写真を撮影した石井田寛治さんは、供出される梵鐘を前になんとも言えない住職の表情をとらえた。(高島市教育委員会提供)

 

 

Ⅱ 聖人の仰せになきことを仰せとして‐真宗大谷派の戦争協力‐

大谷中学校 軍事教練

大谷中学校 軍事教練01 DSC_0235
展示資料をご紹介③ 1925年(大正14)以降、陸軍将校が配属され、全国の中学校以上の学校で軍事教練が行われた。(大阪教区教化センター提供)
◆展示の様子
ギャラリー入口IMG_0640

従軍僧などショウケース展示IMG_0639

梵鐘が消えた日IMG_0642

仰せになきことをIMG_0650

 

~ぜひ、ご来場ください~

(文:全戦プロジェクト 非戦・平和展班)

2018年非戦・平和展パンフレット
第18回非戦平和展パンフレット。画像をクリックするとPDFデータが開きます。