境内では、日用品のバザーや炊き出し、パネル展などの催事が行われました。炊き出しでは、池の平青少幼年センター自家製味噌を使った「スキー汁」がふるまわれ、教区仏教青年会連盟による「ふるまい茶屋」では、炭火焼おやき、コーヒー、甘茶が提供されました。参加者は休憩時間に境内を巡り「肌寒いので、温かいものをいただけてうれしい」「いろいろなブースを回って休憩時間があっという間に終わってしまった」と、どのブースも大好評でした。
「ふるまい茶屋」を主催した教区仏教青年会連盟正副委員長の山﨑善秀さんと岡田直生さんは、「おやきが好評でした。この催事をご縁に、会員同士の連携が深まりました。当日はご門徒のたくさんの笑顔に包まれ、人と人とのつながりの大切さを実感しました」と語りました。
休憩の後は、正信偈同朋唱和による勤行に引き続き、「真実の行信」を講題に、楠信生氏(前教学研究所長)による記念講演が行われました。
「本願とは何か」「仏の心で念仏をすること」を、生涯を尽くして問い続けた聖人に出遇う勝縁を確かめられました。
今回の大会に向けて、各組では慶讃テーマについて研修し、一人ひとりの学びを深めてきました。
帰敬式受式者には両親も受式されていた方が多く、次世代へお念仏の教えを相続することの大切さをあらためて感じ、慶讃法要に向けた機運が一層高まる大会となりました。
(高田教区通信員 尾崎彰秀)