真宗大谷派(東本願寺)では、宗祖親鸞聖人御誕生八百五十年・立教開宗八百年慶讃事業の5つの重点教化施策の一つとして、「真宗の仏事の回復」を進めています。朝夕のお勤めや報恩講をはじめ、通夜・葬儀・法事などのあらゆる仏事が、御本尊を中心とした仏法聴聞の場として回復していくための取り組みです。ここでは各教区の動きを紹介します。

 

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報恩講「お斎」の一助に

能登教区では近年、真宗門徒にとって最も大切な御仏事である「報恩講」への参詣が、過疎や少子高齢化といった事情によって減少してきています。

 

法要日数の短縮や儀式の簡略化、さらには伝統されてきたお斎(精進料理)が担い手不足により取り止めや仕出し弁当への変更といったかたちを取らざるをえないという寺院も増えてきました。

 

こうした現状をふまえ、御本尊を中心とした仏法聴聞の場の回復を願い、寺院や教区での「報恩講」を充実する一助となるよう、企画調整局寺院活性化支援員の助言を得ながら、精進料理教室「精進で軽食を」を企画しました。

 

精進料理をとおして

石川県輪島市にあるお寺でカフェを経営する日向文恵さん(能登教区第8組慶願寺坊守/オープンカフェ「木の音」オーナー)を講師に、お斎づくりのヒントや、若者世代が仏事にふれる縁となるような、おしゃれなレシピを考案いただきました。

 

当日は、新型コロナウイルス感染症の影響が日本国内でも心配されはじめた時期でもあり、感染予防策の上で、坊守を中心に男女22名が参加。

 

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講師の日向文恵さん

調理を始める前、日向さんからは「私たちは、すべての生きているいのちをいただいて、生きる力にしている。料理するときは、誰かを想いぬくもりを感じ、食べるときはいのちや感謝を頭のすみに置い

てもらいたい」とお話がありました。

 

企画・運営を行った教区教化委員会青少幼年部門の崖部長からは、「真宗における精進料理とはどういうものかを、あらためて皆さんに考えてほしい」と問いかけがありました。   参加者は、旬の食材や珍しい食材を使い下記の5品を作り、「食」「いのち」といったことに向き合いながら、皆でいただく時間となりました。

 

 


真宗大谷派能登教区ホームぺージ 

「精進で軽食を」のレシピ集(5品)👆クリック

 

・人参とくるみのラぺ

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ぜひ、お斎に取り入れてみませんか?

・カリフラワーの豆乳スープ

・生湯葉とキャベツの炒め煮

・カラフルミルフィーユお寿司

・紫芋のお汁粉タピオカ入り

※レシピはすべて5人分です。

 

 

 

 
 

 

 

 

      (能登教務所)