2024年1月に発刊しました、是旃陀羅問題学習テキスト『御同朋を生きる』内の表記に誤りがありましたので、以下のとおり訂正いたします。

皆さまにご迷惑をおかけしましたこと、深くお詫び申し上げます。

53「観経の旃陀羅について─訂正されなければならない在来の解釈―」「観経の旃陀羅について─訂正さればならない在来の解釈―」
53『観無量寿経話』一九八四年、一〇二~一〇三頁再掲)『観無量寿経話』一九八四年、一〇二~一〇三頁再掲)
677『現代の聖典(第版)』や『学習の手引き』『現代の聖典(第版)』や『学習の手引き』
80後1『現代の聖典(第版)』もほぼ同様『現代の聖典(第版)』もほぼ同様
81『十輪経』や『虚空蔵菩薩経』などに説かれる「旃陀羅行『十輪経』や『虚空蔵菩薩経』などに説かれる「旃陀羅
81後3「旃陀羅の行」もまた、『十輪経』など「旃陀羅の行」もまた、『虚空蔵菩薩経』など
104後8小冊子(『是旃陀羅について』二〇二三年五月三一日発行)小冊子(『是旃陀羅問題について』二〇二三年五月三一日発行)
【正誤表】 ※行数の「後」は各頁の後ろからの行数を示す。

各教区や組、寺院・教会等での輪読会や学習会の折にご参考ください。

  

*「是旃陀羅」問題とは*

「旃陀羅」とは、古代インドの身分制度において「賤民」として差別されてきた人びとを差す、”チャンダーラ”を音写した言葉です。差別社会を背景とするこの語が、『観無量寿経』序分の中に「是旃陀羅 不宜住此(これ旃陀羅なり、よろしくここに住すべからず)」と説かれています。しかしこれまで宗門はこの問題と十分に向き合うことができていないばかりか、教学・教化の歴史をかえりみれば、かえって差別を温存し助長するような僧侶の姿勢がありました。今なお差別に苦しむ人びとから、その罪責と現在の私たちの信仰を問うているのが「是旃陀羅」問題です。あらためて『観無量寿経』序分と向き合い、差別・被差別の関係を超えて、真に同朋として出あいなおす歩みをはじめてまいります。

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